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家族を持つ一人の男として

心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。


2015年9月17日木曜日

いつもプロセス

今日から大学の後期がスタート。

なんか、新月以来、ちょっとふわふわしているような感じで、ずっとおなかの調子も良くないのですが、今朝はかなりすっきりとしてきました。

なにやら、うん…て感じですね。


大学では、前期は推理小説そのものを題材にして講義を行い、裏側にあるものを洞察する能力を養ったり、既成概念にとらわれないことを学習していただくのですが、

後期は時代の変遷にとともに物語の変化を追っていき、最終的にそれは日本の文学やミステリーの本質の謎に迫っていくというものです。
後期はそういう意味では、深いところの考察を行う講義になりますし、15回の講義全体が一種、謎解きミステリーみたいになっています。

この後期の講座が、自分は結構好きだったりします。


前後期共に、講座が終盤に入ったころに学生に授業評価アンケート調査を行います。

自分たちが受けている講義についてのアンケートで、要するに生徒側から先生とその講義への評価が下されるのですね。

2006年から教壇に立ち、今年で10年目。

いろいろと努力した甲斐あってか、今年の前期のアンケートは過去最高に近い評価を頂戴しました。
今年の前期はやり方をまったく変えた部分があり、それが生徒さんの高評価につながっているようです。

こういった評価アンケートというのも、ちゃんと目を通せば今後に役立つものなのですが、

「じゃ、そのためにはどうしたらいいいの?」

ということは、なかなか思いつかなかったりします。

問題点はわかっているが、打開策を具体的に見つけるまでに時間がかかるのですね。

一度二度くらいは、やってみてダメなこともあります。


講義というのは、いかに生徒さんの関心を引き付けて、こちらが伝えたいところを伝授できるかということにかかっている部分が大きい。

でないと、学習のテーマも伝わらないし、身につかない。

そのためには先がわからなくても、とりあえず突っ込んでいって、袋小路だったら戻ってくるというようなプロセスもあります。


今年の前期はそこがうまく、ある部分を通過できたわけです。

それにはちゃんと理由があるのですが、後になってみるとそれは歴然としている。

言われてみれば当たり前。

その当たり前のことを見つけ出す繰り返しなのかもしれませんね。


何事も試行錯誤。
いつもプロセス。

さあ、今日から新しい生徒さんの顔ぶれを拝見できる。

頑張って行こう!