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2017年3月30日木曜日

春分図から見る個人の運勢


年度末です。
皆さんの職場でも、これに伴い、いろいろな決算、改変、更新作業などが起こっているのではないでしょうか?

占星術でも、春分点は一つの大きな区切りです。
一年の始まりと言っていい。

海外では学業の節目が秋の9月になっているところも多いのですが、日本の4月はじまりは少数派。
それをどうにかできないのかみたいな動きも、ここ数年ありました。
しかし、結局、長い習慣はなかなか動かすことができないようです。

どっちがいいという論旨ではないのですが、少なくとも自然の摂理としてかなっているのは、この春始まりなのではないかとう気がします。
あ、いや、南半球では、今は春ではないというご意見もあろうかと存じます。

そこを踏まえたうえで、牡羊座0度に太陽が来る春分の瞬間に近い、4月が年度始まりなのは、それなりの根拠があるのではないかと思うのです。
占星術には四季図というのがあり、それぞれ牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座の0度に太陽が来る瞬間のチャートを解読に用いますが、その中でも最も重要で一年の傾向を示すのは春分図だからです。

この日本での年度始まりは、明治時代の政府の現実的な政策上のご都合から来ているらしいです。
それに周囲が合わせていったような経緯があるようです。
が、春の桜の季節。
日本人の感覚に、この時期が新しい出発となることは、何となくフィットしていたのでしょうね。


全体的な解読だけではなく、春分図から個人の運勢を推し量る手法があります。
この技法は、基本的に2017年春分から2018年春分までの運勢を解読する手がかりになります。

一年間の運勢を見る技術も複数あるのですが。
もっともよく知られているのは太陽回帰図です。

出生時の太陽の位置に、トランジット(経過=その時に空を回っている星々の状態)の太陽がきっちり同じ数値になる瞬間のチャート。
これが太陽回帰=ソーラー・リターンで、非常によく知られた技法です。

しかし、太陽回帰と春分図を使ったものは、同じ一年でも、運勢を切り取って見る観点が違います。意味合いが少し違う。
こういうことも、わりと知られていない知識です。
というか、占星術に習熟してくると、その意味の違いも自然にわかるものなのですが。

ともかく。
この春分図から見る私の今年(次の春分まで)は、結構意味が大きい。

これと同じような意味を持つ年回りは、本当に数えるほどしかない。
1979年(春の時点で16歳)
1998年(春の時点で35歳)
これらの時期は、いずれも重要なポイントでした。
最初(高校時代)のは作家として、明確なものが提示される年でした。
この年回りに書いたものがその後の自分を決定づけました。
二回目は作家としての、ある見切りがついた時期でした。
その翌年あたりから、私は違った生き方を受け入れる人生になりました。

これらはすべて、その年だけの問題ではなく、その後の人生を左右するものであったと考えられます。

そして今回のそれは、今まで以上に意味が大きいと思えます。
土星も絡んでいるために、非常に責任とか背負うものが大きい。

これは今現在の私の運勢の一部分を表現しているものでもあるので、当然と言えば当然(ここしばらく私は土星の影響が強い)。

しかし、この組み合わせは、私が来年あたりから始まるとみている、日本の「大いなる婚姻の時」の運勢に似ています。
それよりも少しだけ早めに、私はそこへ突入している観があります。

その中身は、ちょうどこの春分に至るまでの、そう、今年の2月あたりから見えてきて、ミュージカルの終了とともに明確になりました。
ミュージカルは18日19日だったので、翌日が春分の日でした。

すごくよくできていますが。

それに見合った努力を私ができるかどうか。
そこにすべてがかかっています。


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