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2018年4月24日火曜日

ハラスメントへのキロンの浄化

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キロンが牡羊座にイングレスしたのが17日。
もうこの前後の期間は、春分点にキロンがもっとも接近した瞬間なのですが、このあたりで日本に浮上したのが「セクハラ」でした。
また調査が行われている段階ですし、事の真偽については、注意深く見守る立場ではありますが、占星術的にはやはり考えさせられます。

このタイミングでセクハラ問題が、かつてないほど大きく波及し始めたことは、まさにこのキロンの動きに関連したものであろうとみています。
前にも申し上げましたが、ここしばらくの日本は、キロンの作用が非常に強い。
そこへ持ってきて、春分点をキロンが通過する。

このタイミングで何が起きるのかというのは、私にとってとても強い関心事だったのです。
キロンは心の傷、トラウマに関係していますが、今回のそれは特に女性性の尊厳を傷つける出来事を、非常に強く打ち出してきたわけです。

これは今年の春分図を深く解読すれば、あり得たなと感じます。
社会においての傷とは何か、ということを考えたら、それは女性性に結びつきやすかったはずなのです。
未熟……と自分で思いました。


思い出したのは、ホテル勤務時代のこと。
ホテルのサービススタッフの中には、当然、女性もとっても多いわけですが、「客」という強い立場を利用して男性がセクハラを働くという出来事は、しばしばありました。
そういうことがおきやすい環境が、下地としてあるということですね。
ひどいのになると、サービスを行うための飲み物や料理の出し下げをするようなエリアにまで来て、スタッフの女性に抱きつく…とか。

そういえば、どこのホテルということは申しませんが、そのホテルの中でも立場が上の方が、従業員の女性に対してセクハラ発言をしていたこともあります(私は複数のホテルで働いた経験があります)。お客さんからだけでもない……

男って、どうしようもないな、と同じ男でありながらがっかりします。
日本の社会は、こういうのが当たり前みたいな風習が残りすぎていて、特にそういう環境の中で歳月を過ごしてきた男性は、なかなか意識が変わらないのだろうと思います。
あ、別に擁護ではないですよ。
普通に、見苦しいし恥ずかしいと思いますし、いい加減そういうのやめてほしい。当たり前にそう思います。


キロンは傷だけではなく、癒やしももたらす星。
この今の出来事が契機となって、セクシャルハラスメントやモラルハラスメントなど、特に女性が被害を受けるものに対する意識が、日本の中でも少しずつ変わっていくように思います。
過去の習慣の中で、おかしな満足を満たしていた男性には、冷や汗ものとなるかもしれませんね。

日本の中で、今まで構造的に泣き寝入りさせられていた女性性の傷への癒やしが始まったと確信しております。


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